3.2 基調講演・解説講座等
《基調講演①》
情報社会の防災—SDGs(持続可能な開発目標)のICT(情報通信技術)と利活用について—
講師:星野 裕明 氏(高崎商科大学商学部経営学科 特任教授)
SDGsの17のアイコンは日常的に目にするようになってきており、年末恒例の流行語大賞にも「SDGs」がノミネートされるほどです。17の目標のうち、目標11「住み続けられるまちづくりを」についても「まちづくり」という側面が着目され、このアイコンを街中で目にすることも多くなってきました。しかし、この目標11の下にあるターゲットには、「仙台防災枠組2015-2030」というものが記されており、その中で防災対策の重要性についても記載されていることはあまり知られていません。
東日本大震災以来、群馬県でも地震や台風、河川増水による洪水などの自然災害の被害がでていることは記憶に新しいでしょう。コロナ禍により、これまで以上にオンラインなどの情報機器に頼る生活になってきています。このような中で、情報社会における防災について私たちは何をどこまで知っておく必要があるのでしょうか。
今回、群馬県庁で防災行政等に携わってこられ、現在は高崎商科大学で情報関連科目を担当されている星野裕明先生にこの辺りのことを解説していただきます。
《基調講演②:記念講演》
SDGsを推進するための人材育成(ESD)の重要性〜コロナ禍を契機に見直される、魅力ある群馬の地域づくり〜(仮)
講師:伊藤 博隆 氏(関東地方ESD活動支援センター/環境再生医)
持続可能な地域づくりのためには、そのための将来ビジョンを描くことは重要です。コロナで東京の魅力が相対的に低下し、地方移住の動きがありますが、地方の人の多くは、このパラダイムシフトにあまり気づいていない部分も多くあると思っています。なんのためにESDに取り組むのか、ということについて解説をしていただきます。
《解説講座》
SDGsとESD、持続可能な社会をつくるための要素と行動力
講師:萩原 豪(高崎商科大学商学部経営学科 准教授)